アレルギー

気管支喘息
ウイルス感染やダニ、ハウスダストが原因で空気の通り道がせまくなってゼーゼー呼吸が苦しくなる症状がでます。治療には発作時に行うものと、普段から行うものがあり、アレルギーをおさえる内服薬、炎症をおさえる吸入薬があり、発作の重症度、頻度によって適切な治療を選択します。
アトピー性皮膚炎
乳児の皮膚がごわごわして赤くなっている状態がつづく場合、アトピー性皮膚炎かも知れません。適切に治療をしないと食物アレルギーを引き起こす可能性があります。
保湿剤や症状に応じたランク(強さ)のステロイド軟膏を使用します。また生後6ヶ月からはステロイドを含まない炎症をおさえる軟膏(コレクチム軟膏等)を使用してステロイドの使用量を減らすこともできます。見た目相当悪化してから治療するのは大変ですので、早めの受診がおすすめです。
アレルギー性鼻炎、花粉症
鼻水が長くつづく場合は、原因として副鼻腔炎やアレルギーなどがあります。スギ花粉によるアレルギー性鼻炎が有名ですが、ダニによる通年性の鼻炎もあります。アレルギー性鼻炎を疑った場合は血液検査で原因を確かめ、アレルギーを抑える薬を内服したりしますが、5才以上なら最近は舌下免疫療法も行われています。
食物アレルギー
卵が多いですが、そのほか牛乳、小麦などひとによって原因は様々です。蕁麻疹が少しでる程度からアナフィラキシーまでありますが、基本基幹病院で半日入院して食物負荷試験を受けることも多いです。昔は除去のみでしたが、現在は症状が出ない範囲で食べて治すのが基本です。







